バーチャル社会に飲まれないために
令和になって、古いフェーズが終わって新しいフェーズが始まりました。周りの人の価値観で行動する時代は終わりを迎えます。これからは個性を追求して意識的に行動することが大事になります。環境汚染/破壊、エネルギー確保、食料危機など地球の問題は深刻で、バーチャル社会への移行など社会構造が大きく変わりつつあります。AIは特異点を超えると自動的にプログラミングを行い、コンピューターチップ1枚のデータが人間の知性を超える日がやってくると言われています。
すでに、人間の五感とデジタルネーチャーが融合しつつあります。デジタル化が便利で必要である反面、肉体がデジタルネーチャーの付属物になる危険性を持っています。コンピューターの成長が人間進化のスピードより速いので、もう間もなく飲まれるという状況です。ものすごいスピードで発達していくデジタル化に対してコンピューターを使いこなしていくには、精神が確立していないと、デジタルの波に飲まれた電子化された人間になってしまいかねません。
意識は肉体とは別次元のもの、意識とは何なのか、一人ひとりがしっかり理解することが、コンピューターに対するカウンターになります。自分のことをどう認識して、どのように生きていくか、受動的ではなく能動的にやっていくこと、精神の能動性と自分軸の確立が、コンピューターの外に出るには必要です。
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